ついこの間お正月が来たと思ったら、もう1月も下旬ですね。
毎年思いますが、「一月往ぬる 二月逃げる 三月去る」とは昔の人はうまく言ったものです。
さて、このブログでは毎月、「○月に履いたオールデン」を報告しています。
今回は、それを集計して「2020年に履いたオールデン」を発表します。
ほとんどの方にとっては興味のない話題かもしれませんが、備忘録も兼ねていますので、どうかお付き合いください。
概況
2020年はうるう年でしたので、366日ありました。
そのうち革靴を履いた日が259日でした。約70%です。
履いた足数は延べ280足でした。
また、オールデンを履いた日は182日でした。ほぼ50%です。
履いた足数は188足。
言うまでもありませんが、オールデン以外の革靴を履いた日が 259 − 182 = 77日(延べ92足)ということになります。
それではその内訳をランキング形式で紹介していきます。
第1位 ナチュラルクロムエクセル パーフォレイティッドキャップトゥブーツ(AOC-112)(51回)
まあ、このブーツが1位となったことに驚きはありません。
ただ夏にはまったく履いていないにもかかわらず、年間で1位となるとは、夏以外にどれだけ履いてるかってことですね。
51回ということですが、感覚的にはもっと履いてるように思っていました。
そろそろヒール(トップリフト)の交換をしないといけません。
第2位 ブラウンキッドスキン キャップトゥ(25回)
これが2位とはちょっと意外です。
大好きな靴ですし、上位にくるとは思っていましたが、AOC-112の次に多く履いてるつもりはありませんでした。
まあ、3位以下を見ていただければわかるように、僅差なので、それほど2位であること自体に意味はないのですが。
第3位 ブラウンアルパイングレインカーフ Uチップ(AOC-86)(24回)
この靴も、履き込んでいくうちに、何とも言えない貫禄を醸し出し始めました。
バリーラストでありながら、Cウィズということですっきりとした印象なのがポイント。
雨の日も気にせず履ける万能靴として活躍中です。
第4位 ミディアムブラウンカーフ プレーントゥ(20回)
これも納得の順位。
2020年は、梅雨の季節に何度もずぶ濡れになりシミだらけになってみたり、それを消すために丸洗いされてみたりと、この靴にとっては災難な1年でしたが、これからもますます活躍してもらいます。
いい面構えです。
第5位 シガーコードバンUチップ(16回)
当初はあまりシガーらしくなく、むしろバーガンディに近いように見えたこの靴ですが、履いているうちに、やはりシガーという色味になってきました。
実はいまこれが一番好きな色かもしれません。
光が当たると、角度によって、いろいろな色に変化して見える独特な雰囲気が最高です。
第6位 シガーコードバン ローファー(12回)
最近全然履いてないので、こんなに上位にくると不思議な感じがします。
夏の間に結構履いてたんですね。
またこれを履ける季節が待ち遠しい。。。
(冬でもローファー履く方ってどれぐらいいらっしゃるんでしょうか?僕自身は、どうもローファーは夏っていう先入観があって、それ以外の時期には敬遠してしまいます。今の季節だと寒そうですし。)
第7位 サンドスエードローファー(9回)
シガーローファーと同じで、この靴も最近履いてません。
クローゼットの奥の方に押し込んでいたのを、わざわざこの写真撮影のために引っ張り出してきました。
レイドンラストのEウィズ(6.5E)のこの靴、当初はキツくて長時間履けなかったのですが、今はアンラインドスエードの履き心地が気持ちよくなっています。
第7位 バーガンディコードバン ロングウィングチップ(9回)
7位のもう1足が、バーガンディLWB。
オールデンのロングウィングチップと言えば、バリーラストの975が有名ですが、こちらはミリタリーラストということで、それとはかなり違った印象になっています。
丸っこいトゥとロングウィングが組み合わさると、随分と可愛らしく見えます。
第9位 シガーコードバン ロングウィングチップ(7回)
8位のバーガンディLWBよりも精悍な顔つきです。
こちらは、トゥルートレッドラストです。このラストはバリーの原型らしいです。
この靴を見るたびに、ソウルにあるUnipairに行きたくなります。
第10位 バーガンディコードバン チャッカブーツ(5回)
チャッカブーツのシワって大好きです。
1枚革部分の面積が大きいためか、ダイナミックでコードバンらしいシワが楽しめます。
この靴の赤さもお気に入り。
大きな仕事が一段落した記念に買ったこともあり、思い入れの強い1足です。
第11位 黒コードバン プレーントゥ(4回)
これも、昨年丸洗いをしました。ほぼ復活しているのですが、何となく履く機会がありません。
このまま引退かなぁと思ったり。
ソールが剥がれてきているので、履き続けるのであればオールソールしないといけません。悩みどころです。
第12位 ウイスキーコードバン Vチップ(3回)
とても気に入っていたこの靴ですが、履いているととても気を使ってしまうということもあり、あまり履けていませんでした。
それではもったいないので、友人のところに嫁いでいきました。
というわけで写真もありません。
第13位 ウイスキーコードバン タンカーブーツ(2回)
お手入れができてなくて履いていませんでしたが、最近ようやく伊藤さんに磨いてもらえました。
革もつやつや、もちもちになりましたので、これからしっかり履いていこうと思ってます。
このタンカー、バリーラストなんですが、見た目はかなり細いように感じます。アバディーンって言われると通用しそうな外見です。
第14位 ウイスキーコードバン プレーントゥ(1回)
この靴も、諸々の事情で嫁いでいってしまったため、写真なしです。
嫁ぎ先で大切に履いてもらえているようで、結果的によかったなぁと思っています。
オールデン以外の靴
以上、2020年に履いたオールデンを、第1位から第14位までお届けしました。
最初にも書きましたが、2020年にはオールデン以外の靴を延べ92足履きました。
こちらもランキング形式で報告していきます。
第1位 ウィールローブ バーガンディクロムエクセル モックトゥ(35回)
これ、よく履きました。
35回ということなので、オールデンを含めたすべての靴で第2位ということになります。
どんな服・パンツにも合いますし、クロムエクセルなので濡れることを気にしなくてもいいですし、とても便利な1足です。
第2位 J.M. ウエストン ロジェ(598)(22回)
今回のすべての靴のランキングの中で、一番意外だったのがこの靴です。
22回も履いたような気がしません。
靴自体は好きなのですが、いかんせん長時間履いてると未だに足のあちこちが痛くなってくるので、それほど履きたい気持ちになることがないんです。
にもかかわらず、こんなに履いてたとは。。。
「こんなに履いてるんだから、そろそろ足に馴染んでよ」って靴にお願いしてみたり。
第3位 J.M. ウエストン ゴルフ(641)(18回)
2位のロジェよりも、このゴルフのほうがずっと頻繁に履いてるように思うのですが。。。
この靴は文句なしにいい靴です。
履き心地もまったく不満はなく、超がつくほどのお気に入りです。
今ではもう手に入らないロシアンカーフのゴルフ。大切に履き続けます。
第4位 ウィールローブ 黒ワインハイマー キャップトゥ(11回)
2020年に靴縁別注モデルとして作られたこの靴。
発売が9月だったことを考えると、4ヶ月ぐらいで11回履いてこの順位に食い込んできたというのはさすがです。
カジュアルにもフォーマルにも合わせられる汎用性の高さが魅力。
今年も上位にくること、間違いなしです。
実はこれのブラウンも持っているのですが、まだ履き下ろせてません。。。
第5位 レッドウィング ベックマン9023(4回)
履き心地の点であまり気に入ってはいないこのブーツ。
でも手放すことなく、ときどき履いてる不思議な1足。
たぶんこれからもずっとそんな感じの位置づけなんだろうなぁと思います。
第6位 エドワードグリーン チェルシー(2回)
ちゃんとしたシチュエーションでのスーツ用として購入した靴です。
でも、このコロナの影響で、ちゃんとスーツを着ないといけないことがなくなってしまいました。
というわけで出番がありません。
でもまあ、こういう靴も1足は持っとかないと。
まとめ
以上、2020年に履いたオールデンを発表してきました。
こうやって記録をつけてみると、時が経つにつれて、自分が好んで履く靴が変化していることがわかって面白いです。(少なくとも僕にとっては。笑)
2019年とは随分と変わっていることがわかります。
いずれにしても、1年のうち70%の日に革靴を履けたというのは、僕にとっては上出来です。
ちなみに残りの30%はどうしてたかというと、家にこもっていたために靴を履いてないか、スニーカー(New Balance)を履いていたかです。
一度、New Balanceについての記事も書いてみようかなぁ。。。
というわけで、今年も引き続き履いた靴を記録し続けていきたいと思います。