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パリのオールデン探索記 (Anatomica番外編)

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先日、パリのオールデン探索記と銘打って、アナトミカ訪問についてレポートしました。

その際にはできるだけ自然に、さらりとしたレポートを心掛けました。が、実際には、もうちょっとワクワクすることがあったんです。そこで、今回は番外編として、そのへんの裏話的なことについて報告します。

1度目の訪問

実は、今回のパリ滞在中、アナトミカには2度訪問しました。よく見ていただければわかる通り、前回の記事に載せた写真も2回の訪問時のものが混在しています。

1度目は帰国日前日の夕方、現地の仕事が全部終わったときでした。このときの状況は、すでにレポートした通りです。

靴友に報告!

1度目の訪問を終えると、興奮冷めやらぬ中、すぐにそのことを何人かの靴友に、写真付きで報告しました。

お店の雰囲気や写真に写った靴のことでひとしきり話が盛り上がっていると、その中の一人から連絡が。

「アナトミカオールデン欲しいなぁ。特に、アンラインドのUチップか、モンクストラップ。次にパリに行く機会があったら買ってきてください!」

この連絡をくれたのは、そう、このブログでもたびたびコメントを下さっているHongさんでした。(Hongさんはインスタ(@hong_884)にも素敵なオールデンの写真をたくさん載せていらっしゃいます。是非ご覧ください。)

「了解でーす!」

再度パリに来る予定は今のところないのですが、とりあえず軽く請け負いました。

その後続いたやりとりでも、本当に欲しそうな雰囲気が伝わってきます。

翌日は帰国日です。でも、フライトは遅めだし、ホテルのチェックアウトは12時までにすれば大丈夫。そういえば、明日は11時開店って店員さんは言ってたな。ホテルからアナトミカまでは30分。ということは10時半にホテルを出て、11時の開店と同時に着ければ、12時までにはホテルに戻って来られる。といったことを頭の中で巡らしました。で、それならと、

「もし本当に買うんなら、明日もう一回行ってきますよ!」

と提案してみたところ、

「ホントですかー!欲しいです!第一希望はアンラインドUチップのカラー8、第二希望はモンクストラップ!」

との返信が。

「じゃあ、明日行ってきますねー」
「サイズは、10.5Eで!」

・・・はい?・・・10.5E?目を疑いました。

思い出しました。Hongさんの足は大きいんでした。10.5ってだけでもそうそう在庫がないサイズなのに、そのうえEウィズ。。。

サイズの在庫をお店に確認した上で行ければよかったんですが、この話をしている時点では閉店中です。開店を待って電話で在庫を確認したんじゃホテルのチェックアウトに間に合わなくなります。開店にあわせて行ってみるしかない。どんなに可能性が低くとも。。。

2度目の訪問

帰国日の朝、少し早いとはわかりつつ、12時までに戻ってこないといけないことが気になって10時すぎにホテルを出発してアナトミカに向かいました。

到着したのが10時40分。当然、まだ開いてません。

前回の記事に載せたいくつかの写真では、お店が閉まっているのがわかると思います。これらの写真はこのときに撮ったものです。

開店時刻の11時が近づいてきます。が、店の中は依然真っ暗で開店する気配はありません。昨日、開店時刻を聞き間違えたのかなぁと不安になってきます。

11時になりました。しーん。。。何の変化もありません。諦めるかぁ。隣のCrockett & Jonesは11時ピッタリに開店し始めました。そのときの写真がこれ。

11時半までにここを出発してホテルに戻ればチェックアウトに間に合いますので、もう少し待ってみます。早く、早く、と気ばかりが急きます。

そのときです。11時10分、店員さんが来ました!シャッターを開けている店員さんに駆け寄り、

「友人に頼まれてもう1回来ました。」

昨日の今日なので、店員さんも僕のことを覚えていてくれました。

店内に入って、店員さんに、

「カラー8アンラインドUチップか、モンクストラップの10.5Eが欲しいんですけど」

と伝えたところ、

「ちょっと待っててください」

店員さんは、在庫ファイルを確認した後、地下に降りていきます。

待っている間、心臓の鼓動が早まるのがわかります。自分のでもないのに不思議です。

1分ぐらい待ったでしょうか、店員さんが階段を登ってきました。

手には、緑の箱が!

「ラッキーですね、Uチップのほうは10.5Eがありますよ」

なんと!こんな奇跡があるのでしょうか。僕のサイズですら在庫のないものがたくさんあるのに、第一希望の、しかも10.5Eというサイズがあるとは!これこそ巡り合わせというものです。興奮して、おもわずHongさんに電話までしてしまいました。

「サイズ、ありましたよー!!!」

購入したものがこちら。ほら、10.5Eです。

この靴、今ごろ、Hongさんちに向かってるはずです。

ちなみに、モンクストラップはEウィズを作ってないとのことでした。

追加情報

せっかくなので、追加の情報をいくつか。

アナトミカのコードバンモデルは最近なかなか入荷がないようでした。ファクトリーオーダーを入れてからも入荷から1年から1年半ほどかかっているようです。店員さん曰く、「欲しいものがあれば、今のうちに購入されておいたほうがいいかもしれませんね」とのことでした。

もう一つ、気になる価格について。コードバンの短靴で1000ユーロから1100ユーロの間でした。海外からの旅行者であれば、タックスリファンドがあります。というわけで、現地に行けば、900ユーロ以下で買えてしまいます。それでもアメリカで買うのに比べれば少し高いですが、日本での一般的なコードバンの価格より安くアナトミカオールデンが手に入るというのはとても魅力的です。この価格なら躊躇なく手を出せます。

まとめ

今回のアナトミカ訪問では、奇跡とも言える出来事に遭遇でき、ひさびさにワクワクしました。これだからオールデンはやめられません。

僕がいま頼んでいるサドルプレーントゥとUチップが届いたときに、もう一度パリに行けるよう、今から画策し始めています。

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