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オールデン・バンラストローファー徹底比較!

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オールデンのローファーには、いろいろなラストを採用したものがありますが、最も典型的で、誰もがオールデンのローファーとしてイメージするのは、バンラストを採用したものではないでしょうか。確かに、バンラストローファーは人気定番品の一つで、多くのショップで扱ってます。

しかし、海外で一般的なバンローファーと、日本で販売されているバンローファーは、形が少し違っています。

そのせいで、サイズ感にも違いが出てきます。ローファーはヒモで調整することができないため、サイズ選びが重要で、また難しくもあります。同じラストなのに形が違うということが、ただでさえ難しいローファーのサイズ選びをさらに複雑にしています。

ある友人から聞いた話によれば、その彼は、ブーツでは7.5D、日本版のバンローファーでは7Dなのが、海外版のバンローファーを試着したところ6.5Dだったそうです。

僕の場合は、少なくとも試着した限りにおいては、海外版のバンローファーも、日本版のバンローファーも6.5Dでいけてます。

ローファー選び、サイズ選びで悩んでいる人は意外と多いのではないかと思います。そこで、今回は、海外版と日本版のバンローファーの比較をしてみたいと思います。

バンローファーの型番

まず、念のため、コードバンの定番色であるバーガンディと黒について型番を確認しておきます。

海外版バンローファーの型番は、バーガンディが986、黒が987です。一方、日本版バンローファーの型番は、バーガンディが99162、黒が99362です。

僕は、海外版の986や987を持ってません。ただ、先日、Unipairから2017年に出されたシガーローファーを手に入れました。このローファーの型番は6717ですが、デザインは986、987と同じだと思います。

そこで、今回は、このシガーローファーと、日本版バンローファーの99162(バーガンディ)とを比較することにします。

日本版バンローファー

まず、日本版バンローファーとして99162を紹介します。このローファー、ラコタハウスで購入しました。人気が高いこともあってサイズの在庫はそれほど揃っていません。僕が買おうとしたときもマイサイズ(6.5D)の在庫がなく、予約した際には「2年ほど待つことは覚悟してください」と店員さんに言われました。結果的には、予約から半年ほどで入荷があり、購入できました。ラッキーでした。

では見ていきましょう。

 

まだ新品で、色が濃いこともありますが、あまりうまく写真が撮れてません。ま、今回の目的は、きれいな写真をお見せすることではなく、バンローファーの比較をすることですので、写真の出来が悪いことには目をつむってください。笑

海外版バンローファー

シガーローファー(型番:6717)については、以前に一度紹介しました。

が、あらためて見ておきたいと思います。

何度見ても美しい・・・。

いざ比較!

それでは、この2つのローファーを比較していきましょう。

まずは写真を見てください。

いかがでしょうか。これじゃよくわからないですよね。笑

では上から見てみましょう。

どうですか?これでも、間違い探しのように目を凝らしてよくよく見ないと違いはわかりませんかね。

では、これではどうでしょうか。

これでよくおわかりいただけるのではないかと思います。

モカ縫いのつま先側の先から、ストラップ部分までの長さが明らかに違います。日本版のほうが1センチ以上長いです。

でも、ベロ(ローファーの場合もベロって呼ぶんですかね?)の先端部分は、1センチも違ってはいません。

ということは、単純にヴァンプ部分(甲の部分)が長いというよりは、ストラップの位置が高いと言うほうが正確なのかもしれません。

ちなみに、ストラップの真ん中にある、カットされた部分のデザインも両者で異なります。

サイズ(大きさ)は同じなのか?

デザインの違いはわかりました。では、そもそも靴の大きさは同じなのでしょうか。

今回比較している2足はともに6.5Dです。

この2足のソール部分を物理的に測定してみました。

まず、全長(つま先から踵までの長さ)は、日本版が28.5cm、海外版が28.3cmでした。日本版のほうが2mm長いです。

全幅についても、日本版が10.2cm、海外版が10.0cmと、日本版のほうが2mm長いです。

これが日本版と海外版とのデサイン的な違いなのか、それとも単に誤差(個体差)なのかはわかりません。(後者の可能性を否定できないところがオールデンらしいところです。笑)

履き心地(サイズ感)は?

次に、両者を履き比べてみました。違いがわかりやすいように、白色のフットカバーを履いて試します。

まずは日本版から。

次に海外版。

両者を比べると、海外版のほうが、フットカバーの見えてる部分が大きいのがわかります。

もっとわかりやすくするために、片足ずつ履いてみました。まずは、右足が日本版。

次に左足が日本版。

日本版のほうが、甲の部分が大きい(フットカバーが見えない)のが明らかです。

では肝心の履き心地(サイズ感)はと言いますと。

一般的には、同サイズであれば、(甲の覆われている部分が大きいため)日本版のほうが小さく感じる(フィット感が高いと感じる)人が多いようです。現に、最初に紹介した僕の友人のように、日本版では7Dなのに対して、海外版では6.5Dという人もいます。他にも、同様の話を読み聞きことが何度かあります。

が、僕の場合は逆でした。海外版のほうが若干タイトなように(フィット感が高いように)感じます。これは、僕の足の形によるところが大きいと思われます。僕の足は、甲の部分がかなり低めです。ですので、甲の高い位置にストラップがある日本版の場合、ストラップ部分でしっかりとホールドされていない感じがします。それに対して、海外版のほうが低い位置できっちりとホールドされています。

もちろん、どちらもサイズとしては合っていますので、あくまでも感じ方(フィット感)の違いのレベルの話であって、履くのに支障があるようなことはありません。

ケース・バイ・ケースでしょうが、誤解をおそれず一般化すれば、甲が高い足の人は、日本版のほうがフィット感が高いと感じ、甲が低い足の人は、海外版のほうがフィット感が高いと感じると言えそうです。

ちなみに踵の部分には違いがあるのでしょうか。

見た目、あまり違いは感じられません。

履いてみても、違いは感じませんでした。

ついでなので、レイドンラストのローファーとも比較!

せっかく、ローファーの比較をしていますので、ついでに、手元にあるもう1つのローファーとも比較をしておきます。

このローファーは、オランダにあるFrans Booneというショップの別注品で、レイドンラストのアンラインドです。サイズは6.5Dと、今回取り上げているバンラストローファーと同サイズです。

これ、なかなか悩ましいローファーです。基本的にかなりタイトに感じますが、そのくせ、履いてると踵が抜けます。タイトなのは、幅が狭いせいだと思います。踵が抜ける理由はよくわかりませんが、ラストが僕の足に合わないのかもしれません。でも、同じレイドンラストのスエードローファー6.5Eは問題なく履けてるんですよねー。

これも物理的にソールを測ってみたところ、全長は28.5cmと、日本版バンローファーと同じでした。一方、全幅は9.8cmと、かなり細めでした(日本版バンローファー10.2cm、海外版バンローファー10.0cm)。

見た目はと言うと・・・。

ストラップの位置(高さ)は、日本版バンローファーと海外版バンローファーとの中間という感じです。

まとめ

今回は、バンローファーの日本版と海外版を比較しました。人気の高いバンローファーだけに、購入を検討されている方も大勢いらっしゃるのではないかと思います。また、その中には、サイズ選びでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここまで書いてきておいて何ですが、結論として言えるのは、やはりローファーは試着してから購入するのが一番、ということです。ローファーの場合には、微妙なサイズの違いが、許容できないほどに大きな違いとなってしまう可能性があります。購入後に後悔しないためには、サイズ感を実際に確かめることが重要です。

それでも、特に海外版のバンローファーの場合、試着することができないということもあると思います。この記事がそういう方々のサイズ選びのお役に立てば嬉しいです。

 

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